沖縄研修つづきのオハナシ
次は離島へ。古民家へ。
設計のササクラです。
2日目は、モーテルから少しドライブ。
海中道路を通って、離島「浜比嘉島」へ行ってきました。
離島では沖縄の原風景に出会いました〜。
は〜〜ぁ、実家へ帰って来た気分。。。(バリバリの明石出身ですが。)
車を降りて、赤瓦の民家が並ぶ集落を散策。
この低い屋根のプロボーションが、建築士ゴコロをくすぐります。
高い天井のお部屋って開放感があって好きですし、洋室やLDKの広い空間にはハマります。
でも、民家や和室は、低い寸法がハマるんですよね。
背高のっぽの和室って、どこか間延びしてしまいます。
昔ながらの寸法、尺貫法で作られた寸法、昔背の低い日本人が使っていた寸法がハマります。
民家のプロポーションを出したくて、どこまで軒先を下げれるか、軒先をシュッとさせられるか、
前事務所でだいぶ鍛えられたな〜、なんて思い返しながら、の〜んびり散策しました。
軒下も心地良い。
いろんなお家を見ていると、入口と玄関の間に、もう一枚衝立てのような塀があることに気づきます。
これは「ヒンプン」というそうで、表から家の中が見えないようにするのと、魔除けの意味もあるそう。
こういう、「ゆるく仕切る」方法、今の住宅地でも応用したら、町並みがもっと豊かになりそうですよね。
さぁ、おなかもすいて来たので、腹ごしらえに。(むしろこれが目当て!)
古民家で地元のお料理をいただきました。
『あねっ、ちゅふぁーら、うちかみよー』
『おちゅーは何がいいねぇー』
『おかずもつくったるねぇー』
『ごはんもいれようねぇー』
『よんなーしていくねぇー』
『じぇんざい』
『じぇんざい…!?』
・・・このメニューかわいい!!!!!
葉っぱに貼付けてるのもさることながら、まるで会話しているかのよう!!!
おなかいっぱいいただきました〜中身汁いいお味〜!
絶対『じぇんざい』食べよって決めてたのに、おなかがいっぱいで、
『じぇんざい』食べるのは諦めました。
あ〜ぁじぇんざい。。。
(もうじぇんざいって言いたいだけ)
この観光地化していない感じ、実家感ただよう感じ、また訪ねたくなる島でした。
次は絶対じぇんざい食べるさ〜。