西粟倉村へ
西粟倉村へ
さて無垢材の仕入れに岡山県は西粟倉村に行ってきました
廃校跡地が事務所となっています。
無垢材とは・・
「一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材としても注目されている。一番の特長として調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質がある。また、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出す。」
っとあります。
こちらは西粟倉村産の無垢材で作ったモデルハウスにて。
無垢材の直販に取り組むニシアワー井上さんと建築を学ぶ学生さん。
間伐材。
西粟倉村は「100年の森構想」を掲げて、森林の保存に村ぐるみで取り組んでいます。
製材所も案内して頂きました
無垢材の出来上がるまでの行程はもとより、林業において自ら発信してエンドユーザーと繋がる取り組みも大きな刺激となりました。
リフォーム・建築業でも多くの中間業者を挟む事による弊害を感じています。
職人とお客さんをもっとダイレクトに繋げる事は出来ないか?っと考えながらも、今は試行錯誤の日々です。
さて今回仕入れたスギ・ヒノキの無垢材です。
この無垢材を『買う』という消費活動を通して守られる森がある。
どこの国でどんな作られ方をしたのか解らない安物の合板よりも、ストーリーのある無垢材と共に暮らす方が面白いと思いませんか?
西粟倉村の皆さん!お忙しい中ありがとうございました!
こちらで仕入れた無垢材は現在、新聞を見て駆けつけてくれた明舞団地在住の若者・現場の変化を学びたいと大阪から駆けつけてくれた建築を学ぶ学生さん・明舞団地出身の友人、プロの大工さんの力を借りながら塗装・施工中です。
この模様はまたブログで報告させて貰います。
帰りに昨年から携わっている、福島からの保養・一時避難支援キャンプ『福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト~たこやきキャンプ~』候補地の下見。
まだ雪に囲まれていました
この近所には囲炉裏付きの泊まれる貸し古民家もあったりと大人も楽しめる所
暖かくなったら今度は遊びに来たい