研修旅行記 トラブル編
研修旅行記 トラブル編(1月7日~8日)
19:45分発、中国東方航空上海行き。
チェックインも早めに済ませ、ロビーで寝ながら飛行機を待ってるのに定刻より二時間過ぎても飛行機が来ない
怒れる中国人民が抗議活動を展開。
そのモノマネをしたりして時間を潰すも何の説明もなく時間だけが過ぎて行く・・
飛び交う怒号どんどんその輪は大きくなり・・
ついに制御不能に
続いて謎の中華民族大移動
人民包囲網の解けたカウンターに行って説明を求めると・・
『部品が壊れた。明日パリから部品が届くまで飛行機が飛ばせない。取りあえず彼らについて行ってくれ!』
その後は情報が錯綜し、民族単位で空港内を右往左往
こうなると民族性の違いがとにかく顕著でした。
大人しく集団で移動する日本人軍団。
その様子は羊の群れの如し。
晩御飯配給なしの一報にも誰一人文句も言いません。
方や怒れる中国人民。
怒号とゴミを撒きながら我先にと移動するその姿は龍の如し
怒鳴る、叩く(机、カウンター等)、ゴミを撒く(あれも抗議の意思表示か?)。
ついには欧米人の頭を抱え込んでからの『オーマイガット!!』も飛び出すほど・・
災害時にも規律が乱れない日本人の行動を、海外メディアが称賛する意味がようやく解りました
そんなこんなで深夜にまさかのイタリア同日再入国
でも彼等の過激な抗議活動のお陰でバスタブ付きの結構なホテルに泊まれてラッキーでした
恐らく日本人だけなら『今作業員が必死で直している』
とでも言われたら大人しく空港で夜を明かしたでしょう
明けて翌日も結局飛行機は直らず、相変わらず錯綜する情報を元に空港内を右へ左へ・・
途中航空会社職員から
『どうしても上海に行きたいか?日本じゃダメか?』
っと訳の事を言われながらも夕方になりやっとの思いで上海行のチケットをGET
でも行動を共にしていた台湾人親子はチケットが取れず
何と声をかけていいかと思案してたら
『昨日から見ていたが、あなた達はトラブルを楽しんでいた。私達もあなた達の様に、この状況を受け入れて楽しむわ』と言われました。
今後もトラブルに遭遇しても、笑いに変えながら乗り越えて行きたいと思っています
本年もよろしくお願います!