２０１５年６月 賃貸住宅新聞

　フロッグハウス（兵庫県明石市）はグリーンハイツ松本（兵庫県神戸市）のリノベーションを行った。

同物件は築39年、RC５階建ての団地型住宅。最寄りのJR垂水駅からバスで11分、さらにバス停から徒歩7分と不便な立地にあった。さらに、地域の高齢化の影響もあり空室率が30％を超えていた。フロッグハウスでは空室のうち２部屋を借り上げ、１室を事務所に、もう１室を『おこのみ賃貸』として改修を行った。

『おこのみ賃貸』とは内装の７割を仕上げた状態で入居付けを行い、残りの３割について、入居契約後に複数のカタログサンプルから好きな壁紙や床を選んだり、間取りの変更を行いながら自分らしい部屋を仕上げていくものである。

6月20日、21日の2日間、『おこのみ賃貸』のオープンハウスが実施された。清水大介社長によると「今回は全く手を加えていない未改修の部屋を解放しました。リノベーションによりどこまで部屋が変わるのか効果的に伝えるためです。今は１部屋ですが『おこのみ賃貸』を今後も広げていきたいと考えています」と話す。