2020.12 団地リノベ@塩屋住宅
塩屋の丘の上に立つ団地「塩屋住宅」。
団地の5Fのお部屋をリノベーションしました〜
【AFTER】
【BEFORE】
団地購入前にご相談頂きまして、依頼者さん、不動産屋さんと一緒に物件を内覧しました。
塩屋住宅は以前も施工したことがあるので、特徴や工事の可能箇所等お伝えさせて頂きました。
【工事中】
北側の和室は壁を抜いてリビングと繋げて無垢突板のフローリングを施工しました
(オークL45対応 床材 以前はクッションフロア)
カウンターキチンは撤去で壁付のキッチンに。
キッチンの壁はご自身で選ばれたタイル仕上げとなりました。
(タイル屋さん泣かせのパターンの仕上げでしたが、いい感じに!)
塩屋住宅は構造上、お風呂から給湯ルートを持って来るのが難しくキッチンは湯沸かし器を設置。
また、レンジフードも一癖ある構造です。
従来の和室の入口(襖戸)は塞いで合板仕上げに。
後で収納が足りなければこちらにご自身でハンガーパイプや収納を設置予定でしたが・・
「全然平気だった」とのことでした。
すべての窓には内窓(LIXIL製インプラス ペアガラス)を設置。
断熱・結露対策だけでなく「嵐の日でも音が静か」と喜んで頂いています。
塩屋住宅は六甲山の端っこ。
JR塩屋駅から徒歩10分。小高い丘の上にある団地群です。
依頼者さんは休日は脇道を入って登山も楽しまれてるそうです!
5階のこちらのお部屋は山と海が望めます。
(号棟・部屋によって海が見たり、山が見えたり。以前施工した方は山が目の前なので「カーテンが必要ない」と仰っていました)
「階段はしんどいけど、この眺望はええなぁ〜」っというのは職人さん談。
塩屋住宅までの道は一本道で、車で上るには「譲り合いの精神」が必要です。
事務所からも近く、僕たちも好きな団地です。
値段もお値ごろ感ありまして、エリア的にも塩屋周辺は若い人たちが移住して商売を始めたりとオモシロくなって来ています。
↑キッチンに置かれていたカエルちゃん。
フロッグハウスの施工現場には何故かカエルをよく見ます(笑。
今回は物件購入前からのご相談で、ローンについても提携している信用金庫さんをご紹介させて頂きました。
案件担当は私(代表 清水)でしたが、最後に依頼者である施主さんが「一緒に色々悩んでくれた」と仰ってくれたのがとても嬉しい。
内装のテイストや暮らし方は施主さん次第。
僕たちはその要望を一つずつ汲んで、一緒に「カエル」事を楽しんで行きたいと思っています〜
【概要】
◇所在地:神戸市垂水区 塩屋住宅(団地)
◇築年数:1973年(築49年) 構造:RC造 5F
◇工事竣工:2020年12月
◇工事期間:約2ヶ月
◇金額:484万円(税込み 諸経費込み)