リノベーション グランプリ2019 発表会に行って来ました!

「リノベ界のM−1」のリノベーション グランプリ2019。

発表会を見に東京大学まで行って来ました!

発表会は500万円以下、1000万円以下、1000万円以上、無差別級と4部門。それに特別賞、グランプリなどが加わります。

フロッグハウスも芦屋市民センターで無差別級にエントリーしたのですが、残念ながらグランプリ候補にはノミネートされませんでした・・。

栄えあるグランプリに選ばれたのは鹿児島の工務店。

同じような地方都市で、まして予算に厳しい賃貸住宅でのリノベーションでの受賞は凄い。

受賞したから凄いのではなく、取り組みも先進的でグランプリの評価に価するものだと思いました。

こうした賞レースはどうしても格好良さを評価されるのでは?っと思われる方も多いかと思いますが、そうではない事を再認識して来ました。カッコイイ事やオシャレである事は大前提。(っというかこれらは人の主観なので施主がカッコイイと思えばそれを外部で評価しようがない)

社会的テーマを見つけて、それらを解決して行く。

その方法の一つとしての「リノベーション」という事を強く感じました。

今年は特に断熱などの住宅性能の向上の取り組みが評価される傾向があったように感じました。

予算が厳しくなった時に、減額案としてまず最初に外されるやすいのがこうした「断熱」などの目に見えない部分。ですが、つい先日リノベした施主さんから「1年住んでみて、一番良いと思ってるのは断熱。」という声をお聞きしました。

セルロースファイバーという新聞紙を砕いた断熱材を吹き付けて施工したのですが、断熱性に加えて防音性も凄いとの事でした。2重窓も設置しているのですが、「外の音もほとんど聞こえない」との事で、「子供の声も外に漏れてないかと思うとノンストレス」との事でした。

僕らも施工が終わったその日から「お?なんか包まれてる感じあるね」っと話していました。

吸湿性も防火性もあって良いのですが、お値段の方は中々のコストアップ。

でも、「そこから逃げない」とうのも大切なのかもしれません。

最後に決めるのは施主さんですが、僕らももっと丁寧に説明して行ければと思います。

※写真は昨年の受賞作品「12shinjyuku」視察の様子

今回は駆け足で視察・授賞式と行って1泊2日でとんぼ帰り。

帰りはトランクケース片手に現場に直行の強行日程でしたが、良い刺激になりました!

2019年も残り僅かですが、最後まで頑張って行きたいと思います〜