【代表ブログ】繁忙期 記録(H30・2月~3月)
今年の繁忙期記録 後編を書きました!
どの物件も思い入れが深く、もはや物件ファイルは思い出ファイル。
1冊につきビール2杯は飲めそうです。
尼崎市武庫之荘の賃貸マンションをリノベーション。
「前回フロッグハウス設計施工の部屋が最初の内覧客で決まったので」という事で2部屋同時のご依頼を頂戴しました。
床もL45対応だけど、無垢のフローリング材を使用。キッチン・洗面にもタイルを使用しました。
フリーウォール・有効ボードを仕込んでますので、入居後も入居者さんが好きにカスタマイズ出来ます。
クロスの壁も、1面は選択自由!オーナーさん自らがおこのみのクロスを貼って頂けます。
https://bukkenfan.jp/e/6077898741870768664
こちらの物件は「物件ファン」さんのサイトに詳しく取り上げて頂きました。
思う所を、ズバリ取り上げてくれているので是非ご一読下さい!
大工さん造作シリーズ3点はご好評に付き、定番化(玄関収納・キッチンカウンター・洗面)。
これらの良いところは「造作なので無駄なスペースが発生しない」という事。
洗濯機置き場の上も洗剤やタオルを収納したり、玄関も変なスペースが出来ないのでイイ感じです。勿論、他の物件との差別化も図れます!
続きましてこちらは中央区のマンションリノベーション。
個人オーナさんからのご依頼でした。
まずはビフォー。
とにかく浴室が狭かった。
梁があるので小さな浴槽しか置けず、オマケに階下への漏水疑惑も発覚。
一応現在の間取りでリノベーションを検討したのですが、「これだけ予算掛けてもこのお風呂は悲しいよなぁ・・」というのご印象でした。
「普通は嫌なんです」というオーナーさんの言葉に激しく感化して、ご提案したのがこちらの間取り。
物件の弱点だった「狭い浴室」の壁はぶち壊して玄関フォールを広く取りました。
ここの壁はフリーウォールにしたので自転車やサーフボード等も楽々置けちゃいます!
トイレ・洗面も狭かったので壁を壊して位置を変更。
洗面室・洗濯機置き場・浴室は狭い洋室に移動させました。
その際、給排水の配管は一新。漏水問題はこれにて解決。
折角、水周りを移動させるなら・・
っという事でハーフユニットを採用。ガラス張りで広い浴室は室内干しにも対応可能。
自分なら、風呂入りながらビール片手に本を読みます!そんなお風呂になりました。
キッチンは造作で天板はタイル仕上げ。タイルや建具の色、床材等はオーナーさんに選んでくださいました。
最終お引き渡し後、手作りの明石名産「いかなごのくぎ煮」をオーナーさんから頂きまして・・
これをつまみに飲んだビールは美味しかったなぁ~
続きまして、名谷団地のリノベーション。ササクラがメインで担当しました。
フロッグハウスでは物件のメインの担当者を決めて設計・施工しています。
リノベーションでは、解体後の状態を見て判断したり、何かと変更はつきもの・・
そんな中で、営業・設計・施工管理(監督)と細かく分かれる従来の建設業スタイルでは非効率。
素早く、変化に対応してお客さんに説明・相談して職人に指示を伝えるには物件のメインの担当者を決めておいた方が良い・・っという結論に達しました。
ちなみに最後の仕舞や雑工事、社内検査はみんなでやります。
「効率とオモシロさのちょうど良いところ」模索していましてが、この辺かな?っというのが見えて来ました。
こちらもタイルと対面式キッチン・造作と色々。
オープンハウスは神戸すまいまちづくり公社さんも後援に付いて頂いたのですが結構な賑わいでした!
こちらは空き縁ネットさんによって販売中です。
こちらのマンションリノベーションも色々とやりました。
まずはビフォーの間取りがこちら。
お客さんの希望としては色々とあったのですが・・
・1LDKに間取り変更
・ユニットバスは1216とサイズアップしたい(追い炊き配管機能付きにしたい)
・洗濯機置き場を室内に。
そして、ご提案させて頂いたのがこちら。
・間仕切り壁解体して1LDKに
・廊下だった部分を洗濯機置き場 洗面 脱衣スペースにして、押入れだった部分を廊下に変更
・追い炊き配管を仕込むルートを壁沿いに確保
その他、フリーウォールは事務所で打合せした時に事務所のフリーウォールを見て「これ、うちも欲しい!」という事で追加させて頂きました。
最近、よく事務所で打ち合わせします。事務所なので当然と言えば当然ですが・・
事務所自体が施工事例なので、よりイメージして頂きやすいようです。
「大工造作シリーズ」の玄関収納の図面は設計の笹倉指導の元、僕が書きました~
この物件は僕がメインの担当だったのですが、「玄関収納が予想以上に良かった」「相見積もりより圧倒的に安かった」というアンケートのお言葉を頂けてホッとしています。
工期も厳しく、綱渡りで肝を冷やした時もあったのですが・・イイ感じに仕上がって良かった。
この物件は後日、追加工事でお伺いしたら更に施主さんのDIYで押入れが子供の遊び場になっていました。この後もどんどん変わって行きそうで何よりです!
そんなこんなで、今年の繁忙期も何とか工期内で乗り切る事が出来ました!
改めて見返しても、癖の強いオモシロい案件ばかりでした。贅沢を言えばもう少し余裕が欲しいと思ったりもしたけど、終わってみればそのスピード感もフロッグハウスの魅力かなとも。
それぞれの物件にそれぞれの背景があり、制約があり、予算があり・・
そんな中で模索して、提案して、問題が起これば対応して、一緒に作り上げて行く。
そして、「ありがとうございました」と直接言って頂ける。
これはオモシロい仕事だと、心底思える今日この頃です。