縁尋奇妙@ハワイ
ご縁に支えられているフロッグハウスですが、不思議なご縁からお仕事させて頂いた事を書きます。
今から約3年前、ハワイに行って来た時の話。
アジア・ヨーロッパ圏は若い頃にバックパック背負って廻ったのですが・・
ハワイは未開拓。どちらかと言うと芸能人やミーハーな観光客が行くイメージが勝手に備え付けられておりまして斜に構えていました。(すまん。ハワイ)
とは言え、子供も小さい(当時1歳半)ので、あんまり無茶な旅行は出来んだろうという事で選んだのがハワイ。当時注目され初めていた民泊でネットから一軒家を予約して行って参りました。
選んだお家は、ハワイ郊外の高級住宅街に佇むプール付きの一軒家!
周辺も静かな環境です。
こんなところ、貸し切りって安くないか??
映画で見た富豪の生活やー!!
っと思いきや、他にも住んでる人がいた。
「そのお家の中の1部屋をお借りできる」という事。
(英語の説明をちゃんと読んでいなかった。)
まぁ・・シェアハウスみたいでえっかと納得。
シェア型の民泊も勉強出来ますやん。っとどこまでもポジティブに。
リビング・キッチン・プールは使用自由。部屋には簡単なシャワー・トイレ付。
家主のジムは偶然にも、建築業を営んでいまして色々と教えてくれました。
(どうやら余ってるスペースを民泊用に改装したらしい。他にも事故で怪我してずっと休んでるニートみたいなおっちゃんもいた。)
バーベキューとかもしてくれて、ホテル住まいより余程楽しく、快適に過ごさせて頂きました。
気候も良くて、人も良くて・・
ナルホド。こりゃみんな行きたくなる訳だ。
滞在してたのは郊外で、物価もそんなに高くない。
そんなハワイでの日々を送る中で、1通のメールを頂きました。
差出人はハワイ在住・明石出身の方。
「明石市の実家の空家をシェアハウスに出来ないか?」という相談でした。
明石在住の清水一家がハワイに来たタイミングで、ハワイからメール来る・・
「なんか、ご縁を感じるなぁ」っという事でハワイで打合せ。
実は、借りてたジム家からは車で30分程のご近所さんでした(笑)。
こんな偶然あるんですねーっとお話しまして、帰国後の現地調査をお約束しました。
後日調査の結果、そのお家はシェアハウスのマーケティング調査の結果や寄宿舎用途変更時のコストなどを考えればシェアハウスには向かないという報告をさせて頂きました。
ご相談の上、簡単な改装をフロッグハウスで行って一般の方に売却されたそうです。
それから月日は流れて・・
去年のお話。「大阪で賃貸収益用のマンションを買ったから改装をフロッグハウスにお願いしたい」というメールをまたもハワイから頂戴しました。
「以前の仕事ぶりをみて、100%信頼してるのでお願いしたい」とまで言われたら、やるしかない!
そして、出来上がったのがこちらお部屋。
ハワイと日本で、日々メールで仕様や色のやり取りを重ねました。
メールでどの程度ニュアンスが伝わるか不安もあったのですが、ご依頼主の施主さんも自分で色々と調べられていまして、不安は杞憂に終わりました。
主に担当したのは私(影の参謀ササクラ)だったので、思い入れもひとしお・・
そして引き渡しの日。
数年ぶりにお会いして、ハワイのお土産をたくさん頂きました!
勿論、出来上がったお家には満足して頂いてるとの事です。
メールの履歴や物件ファイルは、今読み返してもこれをツマミに焼酎2杯はしみじみ飲めます。
色んなご縁の中でお仕事させて頂いておりまして、お陰様で3月末完工物件は予約案件で一杯となりました。(2、3月着工で完成が4月以降でもOKな物件は承っています)
自分達の得意なフィールドで、ご縁を大切にしながらやって行ければ・・
っとつくづく感じる今日この頃です。
※写真はハワイで偶然見つけた「Frog House」
名前の由来は「前のオーナーが決めたからわかんない」っとの事で、これはご縁に発展しなかった。