おこのみ賃貸@鶴甲団地
DIY・カスタマイズ賃貸でフロッグハウスの団地再生企画「おこのみ賃貸」が2件同時に入居者が決まして、この度入居となりました!快進撃は続きます。
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まずは503号室のビフォーがこちら!
典型的な団地型物件で和室3部屋に狭いダイニングキッチン。
如何にも昭和の団地という感じでしたが・・
和室とダイニングキッチンの間仕切りを解体して洋室にし、広いLDKに。
フロッグハウスの団地リノベーションでは定番となって来ましたが、こうする事で圧迫感も無くなって部屋が広く感じます。
当時は画期的だった「ダイニングキチン」昭和の設計者の苦悩が窺えますが・・今は広いLDKでそこに家族が集まるスタイルが好まれています。
なので「おこのみ賃貸@鶴甲団地バージョン」では最初に広いLDKを作ります洗濯機置き場は室内に新設しました。
夜に洗濯機を廻すのもそうですが、近ごろの乾燥機付きの洗濯機は室外に置くのは気が引けるという事で室内置きが主流になって来ています。
そして和室を一部屋は洋室に。
これで3DK(和室3部屋)→2LDK(和室1部屋)になりました。
そしてDIY自由なフリーウォール。
ここは皆さん、黒板塗料を塗ったり、プロジェクターを付けたり、棚を付けたりetc.・・
自由にして楽しいでおられます。最近はTVなどでDIYを紹介する機会も増えたせいか、皆さん積極的に楽しんでくれる様になりました!
下地工事完了。この状態で入居者さんを募集します。
待つ事一ヶ月・・
入居希望者が現れました!ここから仕上げ材の柄をフロッグハウスのコーディネーターと一緒に決めます。今回は大家である神戸すまいまちづくり公社のスタッフさんも来てくれました。
打合せは1~2時間。迷われる方、事前に下調べをしていて決めてる方、カタログを見てポンポン決める方etc.・・
様々ですが、今回はフロッグハウス・公社さんのスタッフと入居者さん共に女性だったせいか大いに盛り上がって決まって行きました。
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そして仕上げ工事に移りまして・・完成したのがこちらです!
507号室はこんな感じに・・
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ビフォー
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アフター
入居者さんは引っ越しが待ちきれない様子で何度かLineでメッセージ頂きました。
実はこの時間が一番、幸せな時間です。「入居者さんと一々打合せしなくてはいけないのって、手間が掛かりませんか?」っと多くの方に聞かれます。正直手間は掛かりますが、手間を掛けた分だけ、喜んで貰えるので気になりません。
そして、同じ団地の中に、それぞれに雰囲気の違うお部屋が出来て行く事は僕達の密かな楽しみでもあります(笑)
改装費用は原状回復工事の度合いによって違いますが、90万~120万ぐらいです。
今回の鶴甲バージョンではおこのみ賃貸で5件でさせて頂きまして、いずれも直ぐに入居者が決まりました。今回は階段の5Fが2件募集だったので、正直繁忙期(3月)くらいまで時間が掛かるかな・・?っと予想していましたが年明け早々、1ヶ月程で入居者が決まりました。
6件目は407号室がおこのみ賃貸として生まれ変わる予定でして、3月末に工事がスタートしました!
4月中旬に募集開始予定です。
おこのみ賃貸は部屋の間仕切りすらも選べるカスタマイズ度の高いモノから、最初からリノベーションを済ましているバージョン(フリーウォールはDIY可)まで色々とあります。
今回の「途中まで改装して、仕上げ材を選ぶ」バージョンは、神戸すまいまちづくり公社さんと入居者ニーズを照らしながら練り上げて来ましたが、ここに来て大きな手応えを感じています。
団地は「ファミリー世帯に大量に住戸を供給する」という役目は終えたのではないでしょうか?
おこのみ賃貸は2LDKですが、1人暮らしから2人暮らしの方が多く入居してくれています。
全国の公社さん・団地オーナー・管理会社さんもetc・・
「団地のこれから」を一緒に考えてくれるパートナーさんを絶賛募集中です!